クレーンゲームはお金と時間を無駄にしていると言えるのか?
子どもたちが寝静まった夜、私はひとり、ミニカーの数を数えていた。
150を過ぎたあたりでもう飽きて、200弱、ってことでいいか、と思って数えるのをやめた。
私の大好きな趣味を語る上で、その数は結構重要だった。
正確にいうと、私が数えたいのは、モノの数ではなく、それが我が家へやってきた過程と挑戦の数だ。
もちろん全てではないが、おそらく半分以上が、ある趣味により、定価以下、もしくは定価を大きく超えた金額で得た戦利品なのである。
お察しの方もいるだろうか?
察してしまったあなたはきっと、ぬいぐるみや玩具、お菓子がアクリル板の中でキラキラとたたずんでいるあの場所に、一度は足を踏み入れたことのある仲間かもしれない……
そう、私の趣味は、クレーンゲームだ。
”スーパーや玩具屋さんで買った方が安い”
”わざわざお金出してまでそれは買わない”
アクリル板の中に入っているものは、大抵そういったモノなのに、なぜかわざわざお金を払って、挑戦したくなるという、魔法の力があるから不思議である。
もしかしたら、クレーンゲームやゲームセンターに、
「お金の無駄」
「時間の無駄」
「いらないものが増えて邪魔」
など、マイナスなイメージがある方も多いかもしれない。
私も、堅実派な姉に、ゲームにお金を使うということを苦笑されたりして、悩んだ時期もあった。 だけど今は、正々堂々と、ゲームセンターへ行く。
だってそれは私にとって、数学もしくは物理の難題を解くことと一緒だから。
あの複雑な問いが解けたときの達成感を味わいに、ゲームセンターへ足を運ぶのである。
クレーンゲームは、数学や物理に始まり、コミュニケーション能力や空間認識力を鍛えるにはもってこいの遊びなのである。
一体なんのことを言っているんだ? と皆さんの頭にはてなマークが浮かんでいる頃なので、具体的に書いていこうと思う。
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