miho’s diary

現役保育士が、育休中に語ります。子育て中の方に寄り添える文章を……

噂(!?)のごんぎつねを読んで、考えてみた。

一時期webのニュースでごんぎつねの読解についての記事が上がっていて
タイトルだけはみたのですが、内容までみてなくて。

でもなんとなく気になってはいて。
今日図書館に行ったらたまたまごんぎつねを見つけたので
借りてきて読んでみました。

いやー内容全く覚えてなかったんですけどこれって学校で習いましたw?
なんなら初見かもです、はい汗。

なんとも切ない、というかやりきれないお話で……
ごんと兵十のすれ違いが、やるせない。
相手のことを強く思っていても、伝わらない。うまくいかないものです。

ごめんねの気持ちやありがとうの気持ちは、言葉にして相手に伝えないと伝わらないんだなと改めて考えさせられました。
伝えても、受け入れてもらえないことも多いと思う。
でも、受け入れてもらえなかったとしても、「伝える」ということが大切なんじゃないかなと思いました。
(え、読書感想文w?)

で、絵本を読んでからそのニュースを見てみたんです。

この話を読んで、何をどう読解すればニュースになるの?!
え、実は私も読解力のない子なのかも!?
と思って気になってみてみました。

すると、内容は結構驚きでした。

物語の中に、兵十のお母さんのお葬式のシーンが出てくるのですが、
そこで煮炊きされているものは何だと思うか? という先生の問いに
(いやでもこの問いもなんか変じゃない?! 聞くのそこ!? って思っちゃったけど、まぁ前後の文脈がわからないからなんともいえませんけど)
「死んだお母さんを消毒してる」
「死体を煮て溶かしている」
と、真面目にディスカッションしていたとのこと。

いやなんと言ったらいいか……(いや、こういう表現でぼかすのがよくない! きちんと言葉で表現しないと!)

んー、経験不足に寄る想像力の欠如という感じでしょうか??

ゲームやスマートフォンの進出によって、
原体験が減ってきているのだろうか……

現場を離れて4年も経つと、子どもたちの世界が今どうなっているのか、肌で感じられずいまいち想像できませんが。

尾木ママが言っていたのは、
子どもをいじめっこにさせないようにすることが大切と(言い回しなど、正確じゃないですが)
相手の気持ちを慮ったり、想像したりできる子に育てて行こうね、っていうような内容だったと思います。

絵本の読み聞かせがおすすめな理由は、物語に出てくる登場人物の気持ちになって考えたり感じたりできるからだそうです。

小説を読むとどっぷり世界に入り込みすぎて辛くなったりするのは、想像力がある証拠でしょうか……(だから読書は面白い!けど重いの読むとキツくなったりもするw)

本って、いろんな世界を経験させてくれるからねぇ。
あーこのシチュエーションなんだっけ?あ、本か。
みたいなことよくあります。

今ぱっと思い浮かんだのは
「モモ」のコロッセオ?広場?みたいな、モモとお友だちがいつも遊んでた場所。
あと、「星を掬う」の、施設?最後のお母さんが行きなさい!って言った玄関。
それから、「ライオンのおやつ」のタヒチくんの葡萄畑。
行ったことないのに、自分のイメージの中で場所は思い出せる。
(これを絵にできたら楽しいだろうなぁ〜)

いくことが出来る場所は限られているけど、
本の中でならどこへでも行けるし、どんな人にも会える。

ごんぎつねを読んだ記録を残そうと思って書き始めただけだったのですが、
最後行き着いたところは
「本は楽しい。本読もう。」

でしたw何これ〜〜〜
ライティング卒業した途端これだよ〜〜〜
でも、書きたいこと書けたし、
伝えたいと思ったこと以上のことが書けたから結構満足!

あー!
やっぱ読む時間と書く時間は1日30分でもいいから欲しいね〜〜〜!

寝ます!

 

こちらの記事を参考にさせていただきました!